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ほんとはどうでもよかった懸賞

父親が、大量のシールを持ってきました。
コカコーラのTシャツプレゼントの応募シールです。
会社にあったアクエリアスの段ボールから
まとめて剥がしてきたのです。

全部で24枚のシールがあって、
そこに書いてある応募番号を、パソコンなどで、
ちまちま手入力しないといけないのも
面倒くさくて、やる気もでません。
とくに、Tシャツも欲しくありません。
が、放置するのも勿体無いので、
結局、抽選に応募してみました。

シールの番号を入力した後にすぐ、
抽選の当落が分かるシステムです。
「10秒に1人アタル!」と書いてあって、
それは一体どれほどの確率かよく分かりません。
シールの枚数だけ抽選ができるので、
20数回もやれば、当たるかなぁ。


うぅ…20回近くやっても一つも当たらず…
クジ運が悪いのかね。

別に商品、欲しくないけど、
運の悪い人間だと自覚するのは嫌で、
当たるもんなら当たって欲しい。
もはや「当たりの快感」、それのみを
求めてやまない心理状態になってきます。
ブラウザを見据え、祈りながら
一回一回、入魂クリックです。


そしたら、来ました。
22回目で当たったよー!ヽ(´▽`)/

でもやっぱ、Tシャツいらんなぁ…
さっきまでの煩悩オカルト祈祷師から一転、
無欲の賢者に、転職です。

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もちろん、観ました

FNS27時間テレビを、24時間くらい観ました。
途中、早朝から「笑っていいとも」のコーナーまで
仮眠をとったので、それほど苦行ではありません。


この先どんな状況へと展開していくのか、
何か珍ハプニングや、好プレーが起きないか、
今回の「NG芸人」ワッキーや「樋口カッター」のような
予想もしてなかった新事象が発生しないか、
といった、ライブのわくわくする期待感が好きです。
これは録画じゃ、分からんのです。

普通の生放送では、ハプニングはトラブルの元で、
最小限にしないと大変でしょうが、
FNSの27時間テレビなどは、
面白くなりさえすれば、ハプニング歓迎だもんなぁ。
でも、あらかじめ予定された感動路線よりは
面白くもバカらしい予定外の方が、
個人的には、見たい傾向があります。


生放送な上に、何が飛び出るか分からないような
ジミー大西の真性ボケや、
大竹しのぶの「ばっかじゃないの、さんま!」や、
20時間程経過した頃の、無口な明石家さんま、
ひょうきん族メンバーの今更なお笑いセンスなど、
バラエティショーであると同時に、ある意味、
人間に関するいかんともしがたい事象も、多く目撃しました。
ナンシーさんに、消しゴムに彫ってほしいです。


ヘキサゴンでの新旧おバカ対決、
さんまとしのぶの離婚トークなど、
テレビ界では、余程でないと見られないような
場面を組み立てた時点で既に、
何か凄いことが起きるに違いないけど、
それが一体何なのか分からない予感を感じさせる
まさにドリームマッチかと思いましたが、
実際、その予感を裏切りませんでした。

もはや作為を超えた、ガチの不安定。
多くのテレビ番組を仕切ってるさんまですら、
ちゃんとコントロールしようとしたくても、
ハンドルとられちゃうような状況だもの。
そんなドタバタなシチュエーションの悲喜劇は
やっぱり観ていて面白いです。

懐かしい車庫入れや、ひょうきん族ネタもあったけど、
今回は、そんなドリームマッチを観れただけでも
自分の二十数時間を費やした甲斐がありました。
こんなマッチをお膳立てした
プロデューサーの人らも、凄い力技だったなぁ。

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祖母、退院

二週間くらい前、うちの祖母の腰が、
また痛み出して、あまりご飯も食べず、
熱も出て、か細くよろよろの声で、
彦六師匠、あるいは志村けんの老婆コント
みたいになってしまったので、
近所の病院に、入院していました。


なんかの菌が、尿路感染したとかで、
抗生剤の点滴を打ったら、
一週間くらいで、元気になりました。
でも、放って置いたら命が危なかったろうし、
さっさと入院できて、よかったね。

すぐにでも退院できたのですが、
ちょうど、その時期は近所のお祭りで、
うちもバタバタ忙しかったので、
今日になって、ようやく退院です。
足腰が立たないけど、元気で、
同じ話を何度もくり返しますが、
声もしっかりして、うるさいくらいです。


入院中は、私もちょくちょく
祖母の晩御飯の世話をしに行きました。
だいぶ衰えているので、身の回りのことは
人に手を貸してもらわないとできません。

時々、わがままを言って
なかなかご飯を食べなかったり、
97歳だけど、全く子どもがえりです。
私が小さい時は、婆さんに
食べさせてもらっていたのになぁ。

ビスケットなど、婆さんが口に含んで
柔らかくしたのを私にくれようとして、
幼心にも、要らん親切だと、泣いて逃げまくり、
手を焼かせた、「婆さんビスケ」の軽いトラウマも
思い出したりしますが、
今では、立場が逆転してしまい、
もはや、そんなトラウマなど気にならないよ。

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バイキングが止まらない

今日は、叔母さんと近所のホテルの中にある
バイキングレストランに連れて行ってもらいました。
ディナーで、一人2500円くらいでしたが、
奢ってもらいました。


食べたもの
・まぜ寿司 ・地鶏の炊き込みご飯
・ペスカトーレ風リゾット
・野菜とキノコのパスタ ・かにグラタン
・冷製コーンスープ ・冷製茶碗蒸し
・野菜のジュレ ・冷やしトマト
・野菜サラダ ・ポテトサラダとハム
・春巻き ・酢豚みたいなの
・薄切りローストビーフ(チーズソースかけ)
・ブリっぽい魚の南蛮漬け ・ピザ、一切れ
・チーズケーキ ・抹茶味のケーキ
・ピスタチオをのせたケーキ ・ワッフル
・くず餅(抹茶パウダーときな粉) ・くず饅頭
・プリン ・コーヒーゼリー
・パイナップル ・ルビーグレープフルーツ
・リンゴジュース ・オレンジジュース
・ウーロン茶 ・ほうじ茶


種類はたくさんあるけど、
ぜんぶ量はちょっとづつです。
旨かろうが、不味かろうが、2,3口ほど
ついばんだら、その料理については、
もう充分満足する舌だからです。
今日の料理については、
ご飯ものが美味しかったですが、
それは単に、私が米好きなだけかも。


一旦、適当にデザートまで食べ終わって、
テーブルでお互い休憩してたら、
叔母さんが、知り合いに偶然遭遇し、
二人は、快活に長話を始めました。
知り合いの人がなにやら
「私、実は(叔母さんに)謝らないけんことが
あるんやけど…」などと、
立ち入った話の気配が出てきたので、
他人の私は、新しい食べ物を取りにいく風に
席を立ちました。
しかし、食べ物を取って戻ってきても、
まだ延々と話してたけどね。


でも、その知り合いの人は、
実は、躁鬱病だそうで、
躁状態でテンションが上がり
話が止まらなくなったのかもしれません。

私も、そんなに多くの料理やデザートを
食べるつもりはなかったけれど、
いろいろ食べてるうちに、調子が乗ってきて
止まらなくなったのかもしれません。

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トトロ、そして谷栄

金曜ロードショーで「となりのトトロ」を観ました。

私が一番最初に観たジブリ作品だし、
トトロには思い入れがあります。
やっぱ今観ても、面白いね。


田舎の井戸水の冷たかったり、
夜のバス停の不気味さなど
感覚的にありありと伝わってきて、
あのトトロの森の世界に
自分も行って来たような気になります。

小学生の頃、校庭で、公園で、森で、
トトロごっこをやりまくってたのも
あの世界を、追体験したくてしたくて、
しようがなかったからかもしれません。

ちなみに、トトロごっこで、
メイが行方不明になったときの
カン太のおばあちゃん(CV:北林谷栄)の声色を真似て、
「めぇいちゃぁ~ん」と叫ぶのが
当時のマイブームでした。


北林谷栄さんといえば、
若い頃からおばあちゃん役、という印象ですが、
達者な訛りの演技もポイントだよなぁ。
「となりのトトロ」は、谷栄マニアにも、
楽しい一本だろうと思います。

他にも有名な谷栄さんは、「ビルマの竪琴」の
とぼけた片言関西弁の物売り老婆役でしょうか。
最初のモノクロバージョンと、その30年後に撮られた
リメイクのカラーバージョンと両方で
全く同じ役柄を演じるなんて、
ちょっとした妖怪じゃないかと思いますが、
それも、無類の名優のなせる技芸ということで
とても尊敬しています。

先日、テレビで見た
織田作之助の「わが町」の映画版でも、
しっかり脇を固めてました。
大阪・法善寺横町の、下町おばちゃんが
老婆になるまでを、全部一人で演じ分け、
しかも、無理のない存在感だったし、
老若っぷりも、訛りっぷりも楽しめて、
谷栄マニアとしては、外せないことでしょう。

てか、谷栄マニアって、そもそも
いるのかどうかわからないですが。

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また、干からびた

若干、尾籠な話ですが、
昨日、朝に食べた味噌汁の豆腐が古くて、
たんぱく質結合のぐずぐずになったようなのを
うっかり食べてしまったせいで、
夜は下痢になりました。

トイレでお腹の中のものをできるだけ
排出しないとなりませんが、
案の定、出すぎて脱水症状に。
嘔吐と貧血もやってきたので、
視界がブラックアウトする中、
どうにかトイレを途中で切り上げました。


脱水症状と貧血は、
年に数度ある生理みたいなもので、
この状況と対処には慣れていますが、
苦痛にはあまり慣れません。

顔から血の気が引きながらも、汗が吹き出るので、
よりいっそう体がひんやりして気味が悪いです。
このひんやり感は、死ぬ寸前の低体温で
感じるものに近いかも、というか、
動悸も速まり、過呼吸状態もやってきて
もう死にそうです。

とはいえ、パニックに陥らないよう
精神で踏ん張るのも、一苦労です。
気絶してしまうと楽ですが、
それだと、体中の筋肉が脱力し、
お尻のあたりが、えらいことになるのが
容易に予想されるので、
できるだけ気力を保たざるを得ません。


頭をかばいながら、ゴトリと音をたてて
トイレの前の廊下に崩れますと、
何事かと家族が来ますので
ぬるま湯を注文しました。

血の気の引いたときは、冷たいものより、
ぬるいものです。
こうした状況だと、たぶん
宝石よりもなによりも
ぬるいスポーツドリンクが
一番欲しくなります。


しばらく体を横たえつつ、
水分をとり、深く呼吸を整えてたら、
回復したので、再び、しぶるお腹をかかえて
トイレに立てこもることができました。

今回もなんとか
下痢、腹痛、嘔吐、貧血、脱水症状、低体温、過呼吸の
パニック寸前コンボを乗り切ることができました。
あー、症状が出たのが家の中でよかったよ、
駅のホームで倒れて、線路に落ちたとかだったら
もう、想像するだけで嫌だもんねぇ。

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ポニョの歌にモヤモヤする

最近、テレビでやたら流される
「崖の上のポニョ」のCMのせいで
ポニョの歌が脳に刷り込まれます。

あの曲は、新曲なはずなんですけど
以前にも同じような曲を聴いたような気がして、
奇妙に思えば思うほど、またいっそう
ポニョの歌が頭を離れません。
罠でしょうか。

このモヤモヤを解消すべく、
脳細胞をしぼったところ、
なんとなくピアノの印象がしたので、
シューマンの「楽しき農夫」のフレーズに
ちょっと似てるとこがあると分かりました。
とりあえず、スッキリです。

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PC持ってるなら聴いとけ

三人のお笑い芸人でやってる
「東京ポッド許可局」というネットラジオの
今週配信分は、サンキュータツオ氏による
「小朝」論

明治の名落語家、三遊亭円朝は
現代の落語スタイルの生みの親であり、
落語の神様とも言われ、
その屋号名を継ぐのも恐れ多いそうです。

そんなアンタッチャブルな円朝襲名を
こないだ恭葉と離婚した春風亭小朝が
狙ってるんじゃないかという仮説を
様々な根拠を挙げてつつ、検証してます。
こないだの離婚会見も、手掛かりの一つらしいよ。


「落語家の襲名制度自体が、
そもそも歌舞伎のパロディなのに、
いつの間にか、おふざけじゃなくなってる」
という指摘は、そう言えばそうだよなぁ。

その事象自体が、落語のような転倒で、
もしほんとに、小朝が円朝になったら、
いつの日か、そのたぐい稀な経緯が
「パンダと円生」みたいな噺になったらいいな。


もひとつ、ミランカの番組
「博士も知らないニッポンのウラ」
今月前半の無料配信のゲストは、
オウム洗脳関連のあれこれで有名な
脳の学者・苫米地英人氏。

ドクター苫米地の、頭良すぎて
常人には多少理解しづらい領域の話を、
宮崎哲弥氏が、分かりやすくかつ的確に通訳し、
水道橋博士が、ゲストの珍獣ぶりを最大限に引き出す
というスタイルで、
三者三様の能力が発現する、出色の配信です。

演出の力もあるだろうけど、
この番組に出るゲストは、いつも
人間の性質が何かしら奇特だよなぁ。


他にも、聴いとけなコンテンツがあったら
教えてくださいませ。

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初めて彼氏を両親に合わす

先月末の三日間は、
うちに彼氏が滞在してました。
もう4年くらい付き合ってるけど、
今回初めて彼氏を両親に紹介したのです。

こういうのは、気恥ずかしいので、
今までどうにか先延ばしにしてきました。
彼氏の方は、私の両親に会いたがっていたので、
「車の免許を取ったら、会わせるよ」などと、
交渉のネタにしたこともあります。

でも、彼氏は遠いところに住んでいて
こっちに遊びに来るたびに、
交通費やら宿泊費やらがかかって大変だし、
最近、金欠なようで、
それなら、うちに泊まったら?
という交渉結果になりました。


そもそもこれまで、付き合ってることを
両親に言わずにいました。
言うきっかけもなかったし、
そんな浮いた話をできない家庭だし、
何日も言葉を発しなくても平気で、
貝になりたいくらい私の口が重いのです。

両親に彼氏が来ることを知らせる時は、
彼氏じゃなくて、友達でも遊びに来るみたいな
努めて普通の様子で伝えました。
それが功を奏したのか、両親のリアクションも
友達が来るのと、さして変わらん平坦さでした。
その本心はどうだったのかは、
詮索したくありません。興味ありません。


両親に合わした時は、
あんなに気恥ずかしくて避けたがったのは
何だったんだろうというくらい、
私としては、平静でした。
よく知らない親戚に遭遇するより気楽なもんで、
それは自閉気味でパニックを恐れる人間にとっては
大変望ましい精神状態です。

他の人たちはどうだったか分からないけど、
妙な気兼ねも、異常な交感神経の舞い上がりもなく
普通に、のどかだったように見えます。
いつも呆けてるうちの婆さんも、三日間
彼氏が来たことに気付かなかったくらいです。

両親が、彼氏のことをどう思ったかは
気恥ずかしいので、直接問いませんが、
歓迎ムードを醸し出していたので、
安心しています。
彼氏は彼氏で、念願の両親にまみえて、
さぞかし満足至極だろうと思います。


で、今回は、遊んだといっても
非情な大雨に見舞われながら、
太宰府天満宮とお気に入りの居酒屋に行ったくらいで、
他には特に何処にも行かず、テレビ観たり
うちでゴロゴロしてた感じです。
いつもと大体同じようなデートだったですよ。

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