心と体

イメージで頭痛を軽減したい

脳から知覚映像を読み出す

人間の目玉が見ている画像を、
脳・視覚野の血流パターンを解読することにより、
再構成することに成功したんだって。
今のところ、少なくともアルファベットや幾何学図形を
識別できる精度らしいですが、研究が進めば、
睡眠中の夢のイメージを、他人がモニターできたり、
筒井康隆の「パプリカ」みたいなことができる可能性も。

なるほど、視覚野の血流と脳内の映像イメージは
関係があるんですね。

サイエンスな話から一気に離れて、
「壮快」とか「わかさ」とか健康雑誌的話題ですけど、
頭痛がする時に、とにかく痛みから気を逸らそうと、
丸い3Dの球体がテトラパック形の尖った四面体に
モーフィングのように変形しては、元に戻る様子を
ぼんやりと頭の中にイメージしてみたら、
痛みが和らぐような気がすることがありました。

その頭痛が、脳の血行と関係があるんだとしたら、
この簡単な3Dモーフィングは、気を逸らすだけでなく
後頭部にある視覚野の血流をポンプのように
うまく調整して、痛みを鎮める効果があるのかも。

実際は、そんな効果的な作用が無かったとしても、
そういう可能性があるってことで、
多少プラシーボ効果が期待できるのかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)