平沢さんのライブ(二日目)行ってきました。
基本スタンディングライブなんですが、
私の体調が万全ではなかったので、
数少ない2階の椅子席を座らせてもらいました。
整理番号が70番台だったんで、余裕で椅子ゲット。
右側2席も偶然友人の方々で、
みんな体調に不安がある同士ですから、
無事に座れてよかったなぁ。
席のすぐ前が柵で、ステージや1階の様子もよく見渡せます。
チケットも即日売り切れだっただけに、
1階は人が沢山。老若男女、和服、ゴスロリ、地味な人、
ガタイのいい人、いろんな格好の人がいて謎の客層。
ライブ中に倒れた方もいたので、
座れてなかったら、私もヤバかったかもです。
平沢さんは、なかなか冷静で、
シンセ弾き歌ってる最中にも関わらず、
観客の異変に気付き、その方を指差してスタッフに合図してました。
倒れた人には恐縮なんですが、
その指差す動作の、腕の上げ方や肘の角度が印象的で、
ちょっと真似したくなるような仕草でした。
かといって、ライブ自体は曲目や雰囲気からして、
盛り上がりまくって酸欠になるような感じでもなく、
たとえ前列のほうであっても
落ち着いて見てもいいし、踊ってもいいし、
観客も思い思いの楽しみ方ができる風でした。
逆に、ライブ前列にて皆で激しく盛り上がりたい人には、
残念だったかもね。
肝心のライブの内容ですが、
ミュージカルテスラコイルが見れただけで、もう幸せ。
四方八方、金網に囲まれた中に、
天辺にコイルの付いたポールが立ってて
そいつがビムビム音を出しながら、
あるいは、音を出してるようにみせかけて、
周囲の金網に向かって、稲妻スパークさせまくります。
音楽ライブというより、科学の実験ショーみたい。
「夢みる機械」て曲の時だけ、稼動してたんですが
この装置は周囲の電子機器に影響を与えてしまうようで、
案の定、マシントラブルが発生して曲中断。
もう一度、曲頭からやり直し。観客、狂喜。
平沢ファンは、マシントラブルには慣れっこ
というか、ライブを実感する要素の一つ。
なので、マシントラブル大歓迎。
「銅線コイルのトーテムに一礼する」という歌詞の通りに
テスラコイルに一礼する平沢さんも見れて楽しかったです。
この人のライブステージは、
楽器や機械の存在感が、人間に負けず劣らず。
他にも、ピカピカ鏡面加工の「ICE-9」ギターやら
車輪を廻して発電しながら鳴らす楽器やら
独自の奴らがいっぱい。
相変わらずギターも、ときどき弾く感じ。
TALBOなギターは2本あって、
「ICE-9」ピカピカギターは、設置固定されて
ステージライトを反射しまくり。
「PHOTON」ギターの方は、ステージ前方に
持ち出されて、ひざ蹴り、デストロイ奏法されてた。
リリース前の新曲も、2曲くらいやってたよ。
出囃子のメロディは、新曲なのか気になるなぁ。
某情報によると、新曲のタイトルの一つは、
まだ仮題の可能性もあるけれども、
いわゆる「大東亜戦争」時のユートピアを意味する言葉で、
でも曲自体は、ディストピアで派手に破局な雰囲気だったような…
音響悪くて、歌詞聞こえなかったけど
サビのとこ、「ちょー嫌」って叫んでるように聞こえたw
撮影カメラも入ってたようだし、ライブDVD出たらいいね。
またテスラコイルのとこ、もっと見たいし。
詳しい曲目はオブログを見るといいです。
平沢曲のタイトルを、ろくに知らなくてすいません。
曲名キーワードが、サビ辺りでドーンと出てきて
ようやく思い出せるレベルなのです。
あと、ジャッキー・チェンと平沢進は誕生日近いね。
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